へむ丸ブログ

~建築に響く笛~

排煙告示_平成12告示1436号第三号_天井高さ3m以上

天井が高い場合に、初期火災時に発生する煙がもくもくと上方に上ります。その際、ある程度高い位置に排煙口があれば、床面は避難上有効に通行できることから、表題の告示があります。

その際の天井高さの取り扱いについて、防火避難規定の解説P80に記載されています。

平均天井高さ3m以上あればよいです。

これは、部分的に梁などがある場合も平均天井高さが3m以上あればよいです。

また、勾配天井の場合も同様です。

 

なお、傾斜天井の防煙壁についても一般とは異なる取り扱いが記載されています。

防煙壁は、排煙口の下端から50cm以上あれば可。ということです。

ただし、防煙垂れ壁の下端は、床面から3mと干渉はできないようです。