複雑な形状の建築物の場合、一体の構造にすると構造計算などが複雑になることや、一部のみでつながっている建築物はその部分が弱く壊れやすくなってしまうことなどを解消するため、エキスパンションジョイントを設けることが多いと思います。
エキスパンションジョイントでつなぐ２つ以上の建築物自体は、シンプルな構造にできることになります。
そのエキスパンションジョイントは床でもありますが、一般に開口部として取り扱います。
床だと遮炎性と遮熱性が求められます。
エキスパンションジョイントは、一般に遮炎性が求められます。
エキスパンションジョイントの上に可燃物を置くような場合は、遮熱性が求められる可能性があります。
防火避難規定の解説に、従来の取り扱いの一部が掲載されていますが、現在は大臣認定が必要になります。
